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7月8日（自宅→大田原宿まで） |
| １０：１６ |
自宅発
京王バス、京王バス
何だか気抜けする時間に出発する。旅に出る！といった類の緊張感が涌いてこない。
蒸し暑い。曇り空
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| １１：３９ |
新宿発 湘南新宿ライン・宇都宮駅行き
座席は横に長いロングシート、旅人風の乗客は全く見当たらない。横長シートでは「旅」の気分が出ない。
大宮駅を過ぎてガクンと乗客は少なくなる。
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| １３：２５ |
JR宇都宮駅
以前に通った餃子屋「みんみん」が見える。
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１３：３９
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JR宇都宮駅発「黒磯駅」行き
ここからは座席がボックスシート、独占する。
やはり旅にはボックスシートに限る。
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| １４：１５ |
西那須野駅
曇ってはいるが、雨が降る様子はない。
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| １４：２５ |
西那須野駅前発
東野バス、乗客は2人だけ
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| １４：３５ |
中央一丁目バス停
バス停から１００ｍほどの距離にある「ビジネスホテルたつみ」にチェックイン
江戸時代の旅籠から現代に続くホテルである
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| １５：１０ |
太田原宿本陣跡、前回は探しきれなかった。
印南氏宅。現在は誰も住んでいないご様子。塀は壊れ、まるで廃墟同然、本陣跡は売りに出されている。
ホテル周辺には適当な食堂が無く、近くにあったスーパーに行き冷たいウドン、冷たい焼き餃子、果実を買ってホテルの部屋に戻り、テレビを見ながら一人で食べる。
この日10,029歩
最近、自宅では使うことが無い冷房を入れて寝る。爆睡
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＜前回の訪問では見つけ切れなかった
旧大田原本陣跡＞ |
＜太田和宿の名物・金灯籠＞ |
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| ＜大田原神社境内＞ |
３・１１震災で倒れた大田原神社境内の狛犬。薄暗く周囲に誰もいない。すごい目つきで睨まれた。怖いよー！ |
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| ＜大田原城の震災被害＞ |
史跡 道標 大田原市小滝１１２９ 小滝自治会
道標は、道の方向を示すもので木や石で作る。この道標は、江戸街道の一つである奥州道中（街道）から棚倉街道への小滝入口分岐点、追分に建てられたものである。棚倉地方では日光道または江戸道と呼び奥州道中太田原宿を経由して江戸・日光方面に向かう捷路として重要な街道であった。
寛永6年（１６２９）8月「紫衣事件」によって江戸幕府の怒りをかい、僧沢庵宗彭と玉室宗珀が流人として流刑の地羽州上山を奥州棚倉への途中、この追分口まで一緒に護送されてきたが、沢庵は奥州路、玉室は棚倉路を北へ決別の詩を作り袂を分かった歴史的な地点である。（以下省略）
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与一の里 おおたわら名木
名称 太田原神社のシロダモ（複数）
所在地 山の手・太田原神社境内
目通 １・２ｍ
樹高 １６・５ｍ
推定樹齢 ６０年
選定理由 この種としては巨木
平成３年３月２６日 大田原市
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7月9日（土） |
| ０７：２０ |
ホテル発
昨夜は風呂に入り、２７度に設定したクーラーのお陰で快適に眠られる。
０６：００目覚ましに起こされるまで眠ることが出来た。
テレビの予報では今日の気温は３５度、野外でのスポーツはやめて下さい、と報じている。
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| ０７：２３ |
奥州街道に合流。所々に青空が覗く、まずまずの天候、暑くなりそうだ。 |
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＜蛇尾川（＝さびがわ）＞
川の水はとても澄んでいる |
蛇尾橋（大正初期）
当時は、洪水で橋が流されることが多く、橋の長さも短かった。右岸側には、水制工（聖牛）が並んでいる。武田信玄により考案された聖牛は、洪水による水の勢いを抑えるためのものである。現在も、大田原市佐良土にある那珂川水遊園の東側に設置されている。
蛇尾川の由来
「サビ」とは栃木県の方言で、斎日（＝さび）のこと
祭日を決めて神様に身を清めてもらう行事を行った流域を流れる川の意味である。
ただ、蛇尾川は「水無川」、「暴れ川」という相反するイメージが強い。これが、「蛇尾」という文字の由来であるとの説もある。
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| ０７：３０ |
蛇尾川
大田原城址のすぐ横、蛇尾橋を渡る。
脇追分東山道
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| ０８：００ |
一里塚（中田原）
高さ３ｍ程、一片が５ｍ程の小さな一里塚。
「恥かしい、申し訳ない」と身をかがめている。
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| ０８：１５ |
道標（峯下）
熟した梅の実がいっぱい落ちている。せっかく実った梅を誰も収穫していないようだ。
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| ＜道標＞ |
熟した梅の実が散らかっている
収穫している様子がない |
蛇が歩道に昼寝していた
あわや踏みそうになった |
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| ０８：２６ |
歩道上に突然蛇が現れる。 |
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| ０８：３５ |
市野沢交差点
向こう角に高野槙
左にある説明文によると高さ１７ｍと書いてある。右側の説明看板によると「高さ３０ｍ」と書いてある。
同じ樹の高さが１７ｍと３０ｍでは違いすぎる。
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| ＜高野槙＞ |
＜地蔵菩薩＞ |
＜与一の里おおたわら名木＞
名称 小滝のコウヤマキ（1本）
所在地 小滝１１０３ノ３ 主要地方道
見通 ３・１ｍ
樹高 １７・０ｍ（もう一方の案内板によると樹高３０ｍと書いてある）。
推定樹齢 ４００年
選定理由 市指定天然記念物
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| ０８：４５ |
地蔵菩薩
携帯している温度計では現在の温度は３３℃
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| ０９：００ |
相之川
橋のたもとには、枇杷の木に熟した果実がびっしりと実っている。鳥のエサになるのか・・・・もったいない
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| ＜食べ頃の枇杷の実がビッシリ＞ |
＜馬鹿でかいヒマワリ＞ |
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| ０９：１５ |
練貫交差点
直射日光がサンサン、国道の車の通行が多い、気温３４℃
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| ＜ノウゼンカズラ＞ |
＜悪茄子（わるなすび）＞
茎と葉にとげがあり、繁殖力が強いので”悪”の字が付いたそうだ。 |
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| ０９：２５ |
永代常夜燈
太陽がモロに顔を出す。
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| ０９：３５ |
明治天皇の碑
暑いよー！人殺しー！
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| ＜灼熱の奥州街道＞ |
＜３・１１震災の跡が残る＞ |
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 ＜バス停；便数が少ない＞ |
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| ０９：４０ |
那須塩原市に入る |
| １０：００ |
休憩
昨夜購入した「クズモチ」をアクエリアスで、バクバク食べる。うまーい！暑い！助けてーぇ！
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| １０：３０ |
樋沢神社
蹄跡
何だか判ったような判らん、実にあやふやな説明だ。
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| ＜蹄跡＞ |
葛籠石（つづらいし）・八幡太郎義家愛馬蹄跡（伝説の地）
管理者 樋沢葛籠会
ここ葛籠石・八幡太郎義家愛馬蹄跡の巨石にまつわる言い伝えは、樋沢村に古くから残っている。
後3年の役（１０８３〜１０８７）で陸奥平定に向かう八幡太郎義家（源義家）が樋沢村にさしかかったとき、ふと小高い丘にお宮があるのを見て群せいを止めた。よく見ると、それは源氏の氏神である八幡神社であった。義家は戦勝祈願にと、馬で一気に丘を駆け上った。
あまりの勢いに、境内にあった巨石の上に馬の前脚が乗ってしまい、蹄の後がくっきりと、刻み付けられたという。この時すぐ脇にあるもう一つの巨石が葛籠（「つづらふじ」で編んだ着物を入れる箱型のかご）に似ていることから、義家が葛籠石と名付けたと伝えられている。以後、巨石信仰の場、伝説の地として今日まで大切に守られてきた。樋沢村の文化財である。
平成6年３月吉日 那須塩原市教育委員会
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１０：４５
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愛宕神社
一里塚
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| ＜鍋掛の一里塚＞ |
鍋掛の一里塚（史跡） 管理者 鍋掛神社
江戸時代、全国の主要な街道に日本橋を基点として一里毎にその目印として築かれた塚で、ここ鍋掛愛宕峠の塚は奥州街道41番目のもので、江戸より41里（約１６１キロメートル）の距離を示す塚である。（鍋掛宿誌）
当時の旅人の目印として、そして休憩地として親しまれていたそうである。
「野間の大野家文書」には、慶長9年帰の甲辰（１６０４）に築かれたという記録が残っている。
もとは、ここより約１１メートルほど東側にあったが、道路の拡張工事等により現在地に移された。（平成６年３月）また、かっては街道の南側にも塚があったが、道路の拡張工事により現在地に移された（平成６年３月）
また、かっては街道の南側にもあった塚が、現在では残っていない。
昭和４４年１月１日 那須塩原市教育委員会
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| ＜愛宕神社＞ |
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| １０：５５ |
鍋掛交差点
交差点のすぐ脇にある「清川地蔵」
今日も目的地、芦野温泉まで８・５ｋｍの標識がある。
早く、温泉に入りたい！
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| ＜清川地蔵＞ |
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清川地蔵尊 管理者 鍋掛行政区
清川地蔵の建立は、延宝7年（１６７９）で、本市の石仏地蔵の中では古いものである。
当時の宿場の生活は決して楽ではないと思われるが、人々の信仰の強さを物語る大きな地蔵である。
お地蔵様は、庶民のあらゆる願いを叶えてくれるもの、また子供の成長を見守ってくれるものとして進行されてきた。特に、清川地蔵は子育て地蔵として地元民の信仰が厚かった。
毎年4月24日の祭礼には集落の女性全員が集まり、ここ清川地蔵様だけに唱える念仏が行われている。
平成6年3月吉日 那須塩原市教育委員会
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| １１：０５ |
芭蕉の句碑 |
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| ＜芭蕉句碑＞ |
＜イトラン＞ |
| 芭蕉が元禄２年（１６８９）３月（旧暦）「奥の細道」行に旅立ち、黒羽より（以下略） |
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| １１：１５ |
那珂川
とても水のきれいな川。
街道歩きの夫婦？が同道する。
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| ＜那珂川＞ |
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| １１：２０ |
越堀宿着
浄泉寺
本陣跡は全く見えない。
アクエリアス１５０円を一気飲み、暑いよー！
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| ＜浄泉寺＞ |
＜境界石＞
一見怪しい（風）な人が土台石に刻まれた古い文字の拓本を収集している（上の写真）。本当は正しい青年だった。 |
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| １１：４５ |
杉渡土
ここから富士見峠までダラダラと上り坂が続く。
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| １２：００ |
富士見峠
付近は雑木林の中、富士が見える！なんてとんでもない。
暑いよー！猛烈に暑い！ファィトー！
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| １２：１５ |
寺子一里塚公園
江戸から４２番目の一里塚
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| ＜寺子の一里塚＞ |
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| １２：２５ |
余笹川
川沿いに田園が広がる。
とてものどかな良い風景だ。
暑い、人殺しー！気温３７℃
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| ＜馬頭観音＞ |
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| １２：４０ |
「畜魂碑」
珍しい牛の供養碑もある。
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| １２：５５ |
豊岡交差点
芦野温泉まで２・９ｋｍ。早く温泉に入りたい！暑いよー、ガンバレーッ！
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１３：０５
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那須町に入る |
| １３：２０ |
黒川 |
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| ＜一里塚＞きれいに整備されていた |
＜黒川＞水がとても澄んでいる |
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| １３：３０ |
夫婦岩
国道からは少し離れた場所にあった。注意しないと見落とす。 |
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| ＜夫婦岩＞ |
＜夫婦石の一里塚＞
珍しく道路の両側に残っている |
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| １３：４０ |
夫婦岩の一里塚
温度計では３７℃。道路上では40度を越す。
この付近、道路復旧中。奥州街道に残された数少ない遺跡の保存が心配だ。 |
| １４：２０ |
芦野温泉ホテル着
少々早いが、今日の前進はここまでとする。ここから先の中仙道には宿泊施設が無い。
早速温泉につかる。うぁーッ、こんな所に天国があった！
この日、関東地方の梅雨が明けた。
女子のサッカー「ナデシコ・ジャパン」が世界大会において、開催地の「ドイツ」を破った。テレビで中継を終了まで観る。久しぶりにスポーツ観戦に興奮する。
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