第6日目

静岡県沼津宿→乗運寺→千本浜公園→(元)吉原宿跡→左富士の碑→平家越→中桁交差点→JR富士駅 (→自宅)
月 日; 2008年7月21日(月曜日) 天気;曇り
区 間; 沼津駅前・沼津宿=富士・中桁交差点 約16km
時 間 6時間40分
費 用; 3,720円
(内訳) 交通費;JR富士=小田原駅1,110円、小田原駅=自宅1,200円、昼食530円(菓子パン2個、牛乳)、小田原駅構内のソバ430円、銭湯450円
歩 数; 40,920歩

08:00
三交イン沼津駅前店を出発。
昨夜は、疲れと快い冷房の部屋の為、熟睡できた。最近ではめずらしい。
 
沼津

歌川廣重;東海道五拾三次之内 沼津

夕闇が迫り月も昇り始めた頃、沼津の宿に急ぐ親子連れの巡礼を描いた作品です。猿田彦(さるたひこ)の面を背にした金毘羅詣の旅人も、狩野川沿いの街道を足早に後に続きます。物の哀れの風情は、この絵を傑作の一つにしています。

【旧大手町】
この地域は沼津城内で、本丸は現在の「中央公園」付近にあった。
明治5年、城が解体されて、この地は荒れ地になったが、同22年、東海道本線が開通し、沼津駅前の道路に沿って町並みができた。町名も、最初は集成町だったが、そののち追手町となり、昭和初期に「大手町」と改称された。
08:15 乗運寺(京都・知恩院の末寺)
京都にも負けない立派なお寺
08:25 千本浜公園
今日のゴールはかすんで見えない 千本浜公園入口付近 海岸には全く動かなくなってしまった自動車に寝泊まりしている人々がいる。ホームレス?
もうこの時間に海で泳いでいる。多くの釣り人が竿を並べている。
松林の中には動かなくなった車に生活している人が見かけられる。海岸ではその先端がかすんで見えない。
今日の目的地はその先、少々うんざりである。海岸沿いの遊歩道を一路西へ進む。灼熱街道である。
やたら水を飲む。何だか気力が出ない。ファイトー!
原

    歌川廣重;東海道五拾三次之内 原

 原の宿を出てまもなく、湿地帯のような浮島ヶ原が広がります。ここから見る富士は、巨大で均整のとれた優美な姿をしています。山頂は画面からはみ出し、その高さを強調しています。旅人が足を止め、振り返って眺めたほどの去りがたい風景です。鍋鶴が田圃におりて、餌を求めているあたりは、昔の東海道ののどかさがうかがえます。

11:45 (元)吉原宿跡。暑い、とにかく暑い。
 
吉原

    歌川廣重;東海道五拾三次之内 吉原

 東海道を西に向かうと、富士は常に右手に見えます。ところが吉原の宿への道は、大きく湾曲していたため、富士が左側に見えることが珍しく、話題の場所になっていました。富士を眺めながら、松並木を馬でのんびりと行く親子連れの楽しげな様子が画面に見て取れます。カラフルな配色もこの絵を暖かくしています。

12:05 大昆沙門天王
13:15 左富士の碑
吉原駅付近から道に迷う。この付近には「旧東海道」の痕跡が全く見当たらない。
この付近には工場が多く、東海道らしい風景が無い。
13:30 平家越(*)・和田川
【平家越えの碑】
治承4年(1180)源平の富士川の合戦の際、富士沼(浮島ケ原)の水鳥が群れ立つ羽音に驚いた平氏は、源氏の襲来かと思いそのまま逃げ去ったという。その場所がこの付近と伝えられている。
14:40 中桁交差点
ここまで進んで突然、歩くことに倦怠感を感じる。歩くことが急に辛くなる。
足の裏が痛い。大きなマメが出来ている・・・・模様。
15:20 JR富士駅
「中桁交差点」(この付近は旧東海道を少し外れている)からこの富士駅までとても遠くに感じた。
今までに一番の疲れを感じる。どうやら箱根越えの疲れが残る。ファイトーッ!
15:28 JR富士駅発 東海道線上り「熱海駅行き」
16:45 小田原駅着
ここから小田急線に乗り換えることとする。
ロマンスカーを待つ間に立ち食いソバを食う。「駅ソバ」がこんなに美味しい、とは。
17:23 小田原発のロマンスカーの振動が実に心地よい。
両足の裏に、再びマメが出来て歩く度に痛い。
自宅近くの銭湯に入る。最初に湯船に浸かるときの心地よさったらない。
今までに経験したことがない疲れを感じる。
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